漆喰(しっくい)塗り壁

■大阪城改修にも使われた日本の漆喰

漆喰(しっくい)?

推奨する漆喰材は日本古来の漆喰で原料は山の石灰岩から出来ています。
漆喰は数千年も前から世界各国で使われてきました。西欧ではピラミッドや宮殿、日本では城壁、土壁に使用されてきました。
自然エネルギーを効率よく建物内に取り込もうとする場合には木と漆喰材料は欠かせません。
昼間の暖かさを素材に蓄え、夜室内が冷え込んだらじわじわとその熱を放熱する能力があるからです。

漆喰の特徴

1調湿効果 
漆喰には軽石のような構造をしているため室内と室内の湿度バランスを保つことが出来ます。

2防虫、防カビ効果
一般にダニやカビが生息できるアルカリ性の値がph1~11に対して、漆喰の値は14と高アルカリ性です。自然の防虫、防カビ効果があります。

3耐火
性 ビニールクロスなどに火を近づけると一瞬にして黒い煙り、悪臭が出ますが漆喰には黒く色づくだけで臭いも無く新建材に比較して耐火性に優れています。

4防塵効果
漆喰は化学合成物質ではないので静電気は発生せず粉塵が素材に付着することは少ないです。

漆喰壁の原料は山から削り取った石灰岩。水でねって塗った漆喰壁はやがて水分が蒸発して無数の気泡のような小さな穴が残ります。この無数の小さなな穴が室内の熱気や湿気を吸排して室内空気環境の絶妙のバランスを保ちます。

漆喰のもつアルカリ性質が室内浮遊菌の繁殖を防ぐ役割も果たします。
漆喰のもつ自然作用はどんな性能の良い清浄機器にも勝ります。そして電気代不要これこそ真髄のエコではないでしょうか!

居室面積での壁面積は大きく、室内の空気環境に大きく影響します。気密断熱化が進むとともに増え続けるアトピーやシックハウス体策に漆喰塗り壁は大きな役割を果たします。漆喰塗り壁はなによりもそこに住む人の健康に大きく関わってくることを理解して、妥協のない家づくりを目指したいものです。