性能表示の概略

品確法の10の性能項目

1 構造の安定 自身や風などで力が加わったときの建物の強さ(壊れにくさ)に関すること。
等級3は、数百年に一度の稀な大地震でも倒壊しない
2 火災時の安全 火災が発生した場合の建物の燃えにくさなどに関すること。
等級3は火災警報装置を全室に設置。等級4はマンションを想定
3 劣化の軽減 建物の劣化(木材の腐朽、鉄のさびなど)のしにくさに関すること。
等級3なら75~90年大規模な補修なし
4 維持管理への配慮 配管などの日常的な維持管理(点検、清掃、修繕)のしやすさに関すること。
等級3で、メンテナンスが特に簡単
5 温熱環境 防暑、防寒など、冷暖房時の省エネルギーに関連すること。
等級4で、「次世代省エネ基準」並の断熱・気密性
6 空気環境 ホルムアルデヒドの影響の排除など、室内の空気の清浄さに関すること。
最高等級が安心
7 光・視環境 採光などの視覚に関すること。開口部の割合を表示
8 音環境
<選択項目>
騒音の防止などの聴覚に関連すること。防音サッシは等級3~2
9 高齢者等への配慮 加齢等に伴う身体機能の低下に配慮した移動のしやすさや転落、転倒などの事故の防止に関すること。
等級5なら、100%車いすで生活可能
10 防犯に関すること
(開口部への進入防止対策)
侵入犯にとくに狙われやすい窓や玄関ドアなどの開口部を中心に防犯対策を評価するもの。
等級ではなく、「防犯建物部品」の使用などを評価。平成18年4月1日より適用

Crime Prevention(防犯)の頭文字をとったCPマークが目印で、「CP部品」とも呼ばれる。警察庁とと国土交通省、経済産業省、建物部品関連の民間団体が組織する官民合同会議が認定基準を定め、厳しい防犯性能試験を行っている。

品確法では合計4回の現場検査がある

引用:「家づくりの基礎知識」(監修:中村義平二 発行:建築資料研究社)